できもの(皮膚腫瘍)
皮膚腫瘍には良性のもの、悪性のもの、放置すると悪性になりやすいものがあります。
見た目だけで診断ができない場合は病理組織検査を行わせていただく事があります。
良性のもの
頻度的に多いのはウイルス感染による尋常性疣贅、加齢性変化による脂漏性角化症、粉瘤、ほくろ(色素性母斑)などですが、その他にも様々な良性腫瘍が存在します。
治療は液体窒素、炭酸ガスレーザー(自費治療となります)、手術などが主体ですが、中には塗り薬が効くものや経過観察で自然消退するものもあります。
手術については小手術であれば当院でも対応はしております。
悪性のもの
基底細胞癌、ボーエン病、有棘細胞癌などの頻度が多く、まれに悪性黒色腫や乳房外Paget病などがあります。
治療は手術が第一選択となる事がほとんどで、基本的にはがん診療拠点病院へ紹介をさせていただく事となります。
さらに詳しく知りたい方は
放置すると悪性になりやすいもの
日光角化症の頻度が多く、まれに白板症などがあります。
治療は塗り薬、手術、場合によっては液体窒素などをおこないますが、年齢によっては経過観察を選択する事もあります。
必要に応じてがん診療拠点病院へ紹介させていただきます。