帯状疱疹

帯状疱疹とは

幼少期に水ぼうそうに感染してそれが治った後もウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)は体の中央の神経近くに潜んでおり、普段は自分の免疫力で活動性を抑えています。
それが加齢や病気などで免疫力が低下すると潜んでいたウイルスが再び活動するようになり、神経をつたって皮膚に到達し帯状疱疹を発症します。

強い痛みを生じ、神経に沿って赤い水ぶくれができます。
皮疹の部位によっては合併症(目の近くであれば角膜炎や結膜炎、耳の近くであれば耳鳴り、難聴、顔面神経麻痺など)をきたす事もあります。
皮疹が治っても痛みはしばらく残る事が一般的には多く、3か月以内に治るものは急性期疼痛、3か月以上続く痛みは帯状疱疹後神経痛と言っています。
帯状疱疹後神経痛の発症率は約3%で60歳以上の方に多く見られます。

治療

なるべく安静にしていただく事が大事です。
抗ウイルス薬の飲み薬が主体となります(飲み薬の効果があらわれるまでには2日程度かかります)。
疼痛に対しては鎮痛剤を併用します。

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