水虫

水虫(白癬)とは

皮膚科を受診する患者の12%程度を占めるといわれています。
また日本臨床皮膚科学会主導で2007年におこなわれた、足の疾患以外で皮膚科を受診した人の健診結果によると足白癬の人は全体の21.6%、爪白癬は10%と推計されました。

かなり多くの人が水虫を持っていると思われますが、かゆみがない場合も多く(水虫でかゆみがあるのは10%程度)、自分で気づかないうちに足拭きマット、畳、床、スリッパ、人と人が接触する運動(柔道など)から他人にうつしてしまいます。
かゆみがなくても水虫を疑ったら皮膚科を受診してしっかりと治療をおこないましょう。

治療

足の水虫は塗り薬で治療をおこないますが、塗る期間は角質の厚さによって異なります。
手指・足趾間では2~3か月、足底などの角質が分厚い部位は6か月以上が目安とされています。
爪の水虫は飲み薬が効果が高いので、可能であれば飲み薬による治療がよいですが、まれに副作用で肝臓が悪くなる事もあるので定期的に採血をおこなう必要があります。

詳しく知りたい人は