肌質改善(ニキビ跡・赤ら顔改善なども含む)

レーザーフェイシャル

  • 脱毛の際に使用するサイノシュア社のエリートプラスというレーザー機を使用し、波長が755nmのアレキサンドライトレーザー(メラニンによく吸収される)と波長が1064nmのNd:ヤグレーザー(波長が長く皮膚の深部まで到達し、かつヘモグロビンによく吸収される)の2種類のレーザーを低出力で顔全体に照射することで肌質改善(①~⑤)をおこないます。
  • 施術後クーリングをおこない、その後はお化粧も可能です。
  • 3~4週に1回、5~6回おこなうと効果的です。
  1. 細かいシミ、くすみ、毛穴の黒ずみの改善
    肌表面の色素や毛包のメラニンに反応するため、肌の色調を明るくします。
  2. 皮膚のハリ・小じわの改善
    真皮までレーザーが届き、コラーゲン線維を活性化し生成が促され、肌のハリが生まれます。
  3. うぶ毛の脱毛
    毛包のメラニンに反応しうぶ毛が脱毛され、肌の色調が明るくなり、お化粧ノリもよくなります。
  4. ニキビの改善
    レーザーの熱でアクネ菌を殺菌し、ニキビの改善・再発を予防します。
  5. 赤ら顔の改善
    ヘモグロビンによく反応するため赤ら顔が軽快します。

注意事項

  • レーザー照射は輪ゴムで弾いたような感覚や熱を感じる事があり、数時間続く事もあります。
  • 日焼けしている、お化粧品や異物が残っている、などの場合、熱傷をおこす可能性があります。
  • 治療部位は一時的な赤み、水疱、痛み、かゆみ、浮腫が出現する事があり、数時間~数日間続く場合があります。その際は症状が改善するまで照射部位の刺激を避けて下さい。
  • 紫斑が出現する可能性もありますが2~3週間で消えます。
  • 色素沈着、低色素沈着(皮膚が薄く変色する事)などの合併症がおこる事があります。紫外線の影響を受けるなど、治療後の注意を怠った場合、色素沈着のリスクが高まります。
  • 瘢痕、血腫などの副作用は稀ですが起こる可能性はあります。
  • 妊娠中、光過敏症、てんかん発作、ケロイド体質、免疫抑制剤・ステロイド剤・抗凝固剤の内服などある方は治療が受けられない場合があります。

料金はこちら

エレクトロポレーション(電気穿孔法)

短い電気パルスを流すことにより、数秒~数分間角質細胞の細胞膜に電気的な穴を開け、その時間内に薬剤を肌の奥(真皮中~下層)まで導入する治療です。

直接穴を通って浸透していくため、イオン導入の約20倍以上の量の薬剤をイオン化せず針で注射することなく導入できます。また高分子のため浸透させにくかった薬剤を導入することが可能です。

当院では45℃から-20℃まで温度設定が可能なクレシオ社のケアシス-Sを使用しています。
温めることで毛穴が開き、毛細血管が拡張し血流が促され薬剤が導入しやすくなり、その後急激に冷やすことで毛穴と血管を収縮させ、薬剤の逆流を防ぎ皮膚にとどまらせることができます。

使用する薬剤 ①ペップビュープラス

しわの改善、ハリ効果、肌の再生が期待できます。

成分7つの成長因子、イデベノン、アルジルリン、ヒアルロン酸

成長因子

もともと体内に存在するタンパク質の一種です。
「ヒト成長ホルモン」という細胞・皮膚・骨・筋肉の成長に必要なホルモンは20代後半から急激に減少し老化の原因となりますが、成長因子はヒト成長ホルモンを活性化する働きがあり、皮膚の再生を促します。

以下の7つの成長因子を含みます。

  1. 上皮細胞再生因子(EGF)詳細はこちら

    上皮細胞の新陳代謝を活性化し、血流を改善し、コラーゲンの増生を促すことで、肌質の改善効果や肌の弾力性を保つ効果を発揮する。加齢と共に分泌量は減量し、皮膚の老化の原因となる。

  2. 線維芽細胞成長因子(FGF)詳細はこちら

    コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸をつくりだす線維芽細胞を増殖させることから、創傷治癒やニキビ瘢痕治療などに使用され、美容的には皮膚にハリや弾力を与える効果がある。EGFとの併用により、線維芽細胞の増殖効果が高まる。
    コラーゲンやエラスチンの生成促進、肌にハリをもたらす、傷の治りを早くする、血管新生にも関係し、皮膚が若返るといわれている。

  3. インシュリンン様成長因子(IGF)詳細はこちら

    損傷した細胞を再生し、上皮細胞の新生を促したり、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの増生に関わる。EGFとの相互作用によってIGFの効果が増強する。
    肌の老化防止、細胞の成長と発達、DND合成の調整、皮膚の再生医療には欠かせない因子。

  4. 血小板由来成長因子(PDGF)詳細はこちら

    EGFやIGFとともに細胞増殖を促して、組織を修復、創傷治療に関わる。上皮細胞の新生を促したり、コラーゲンの合成促進、肌の炎症を抑制する効果を発揮する。

  5. ケラチノサイト増殖因子(KGF)詳細はこちら

    発毛効果で知られ、上皮細胞の修復や創傷治療、細胞間の接着や増殖に関与する。

  6. トランスフォーミング増殖因子(TGF)詳細はこちら

    線維芽細胞の働きによって生み出されたコラーゲンやエラスチンの構造を強化する機能を持っている。抗酸化作用もあるため、肌の組織構造を守る役割がある。

  7. 神経栄養因子(NGF)詳細はこちら

    皮膚刺激や創傷治癒の過程で上皮細胞や線維芽細胞から産生され、神経細胞の生存や神経線維の成長を促進する。

イデベノン

現在最も抗酸化力のある成分として注目されており、その力はビタミンCの10倍、コエンザイムQ10の3倍といわれております。
細胞成長促進、細胞保護、抗酸化作用などに卓越しており、真皮層からコラーゲンやエラスチンだけではなく、バリア機能を向上させることにより、肌の弾力がよみがえり、しわを目立たなくする働きをします。また、メラニン生成も抑制し美白効果も期待できます。

アルジリン

「塗るボトックス」とよばれており、ボトックス注射と似た効果があるとされています。
筋肉の収縮に関与すると言われる神経伝達の経路に働きかけ、筋肉の緊張をほどき、表情ジワの軽減を促します。

ヒアルロン酸

角質層の水分を保持し、水分の蒸散を防いでくれるため、トラネキサム酸やアスコルビン酸Naのような水溶性成分を皮膚細胞内に留め、保湿効果を保ちます。

使用する薬剤 ②レナトスTaプラス

肌の潤い、シミ・くすみの改善が期待できます。

成分トラネキサム酸、アスコルビン酸、ヒアルロン酸

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、慢性的な炎症を引き起こす原因とされる蛋白酵素「プラスミン」を抑制し、メラニン細胞の活性化を抑える抗炎症効果や止血効果、抗アレルギー作用などの働きによりシミを薄くします。

アスコルビン酸Na

皮膚細胞内に取り込まれてから酵素反応によってビタミンCに変化し、メラニンの生成を抑制しシミをできにくくします。
またできてしまったメラニンを褪色させる作用もあります。

ヒアルロン酸

角質層の水分を保持し、水分の蒸散を防いでくれるため、トラネキサム酸やアスコルビン酸Naのような水溶性成分を皮膚細胞内に留め、保湿効果を保ちます。

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マッサージピール

PRX-T33という33%高濃度トリクロロ酢酸(TCA)、低濃度過酸化水素(H2O2)、5%コウジ酸が配合されたピーリング製剤を使用します。

  1. TCAが真皮深くに浸透し、線維芽細胞を活性化させることによりコラーゲンが増生され、肌にハリや弾力をもたらします。
  2. 過酸化水素がTCAの皮膚剥離作用を抑え、刺激をおこしにくくしています。
  3. コウジ酸のメラニン生成抑制作用により、シミやくすみを改善します。

1~3週間に1回、計5回前後が推奨されます。メンテナンスとしては1~2ヶ月に1回の治療をお勧めします。

お肌に異常がなければ治療当日よりメイクが可能です。

注意事項

配合成分に対する過敏症、妊娠、授乳中、重度の敏感肌、強い炎症のある皮膚、脂漏性皮膚炎の部位、ヘルペス治療中の方は治療を控えていただきます。

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ダーマペン

極細針を電動でコントロールして皮膚に微細な穴を無数にあけ、皮膚の創傷治癒効果(修復機能)を高め、コラーゲンやエラスチンなどの増生を促し、肌質や瘢痕を改善させていく治療です。

ニキビ跡、肌のハリやキメ、毛穴の開き、小じわ、毛孔性苔癬、シワ・たるみの改善(個人差あり)が期待できます。

治療について

  • 洗顔後、表面麻酔クリームを塗布します(30分程度で効果が表れます)。その後、治療目的に応じた薬剤(*1)を用いて治療を開始します。
  • 麻酔クリームを使用するため痛みは最小限に抑えられますが、部位によってはチクチクとした痛みを感じることがあります。
  • 治療の程度によっては、乾燥、赤み、内出血、腫れ、ヒリつき、かさぶたが数日~1週間程度生じます。
  • 施術後12時間はメイクや洗顔をしないで下さい。
  • 3~4週間あけて、計3~5回程度の治療をお勧めします。
  • 妊娠中、授乳中、炎症の強い湿疹・尋常性ざ瘡・ヘルペスの治療中の方は治療をお受けできません。

*1 使用する薬剤について

ハイラアクティブ(保湿/修復)

全ての皮膚タイプおよび症状を対象としているダーマペン施術時に使用する美容液です。

成分ヒアルロン酸、亜鉛、パントチン酸

ハイラアクティブに加えてオプションで以下の美容液を追加できます。

1)アンチオキシダントカクテル(抗酸化/若返り/ニキビ対策)

ハイラアクティブと混合してダーマペン施術時に使用します。

成分ヒアルロン酸、ナイアシンアミド、ルイボスエキスなど

2)ブライトライト(美白/色素沈着改善)

ハイラアクティブと混合してダーマペン施術時に使用します。

成分ヒアルロン酸、コウジ酸、レスベラトロールなど

3)ビタミンリッチリペア(修復/若返り)

ダーマペン施術後のアフターケアでお肌に塗布します。

成分ヒアルロン酸、酢酸レチノール、レスベラトロールなど

4)EGF(上皮細胞成長因子)配合超保湿ハイドロジェルマスク

ダーマペン施術後のアフターケアでパックします。

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ダーマペンとマッサージピールの併用治療(通称 ヴェルベットスキン)

ダーマペンで皮膚に微細な穴を無数にあけた後に、マッサージピールで使用するPRX-T33という薬剤(33%高濃度トリクロロ酢酸(TCA)、低濃度過酸化水素(H2O2)、5%コウジ酸)を塗布する治療です。

ダーマペンの穿孔によりスポンジ状になった肌にPRX-T33を吸収・浸透させるため、肌の若返り(ハリ、つやアップ)、肌質改善、美白のより高い効果が期待されます。
1回の施術直後からダーマペン、マッサージピール単独使用以上の効果を感じて頂けます。

注意事項、アフターケアについては通常のダーマペン、PRX-T33と同様となります。

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